入社2年目でベテラン社員からバトンを受けた
"初めての実績"を作りたい不屈のボクサー営業マン
入社2年目でベテラン社員からバトンを受けた
"初めての実績"を作りたい不屈のボクサー営業マン

営業2009年入社

係長

大黒 福太

FUKUTA OGURO

社会イノベーション学部政策イノベーション学科卒業。入社後商業印刷部門に配属されて以来、商印一筋のキャリアを歩む。1年目で大手食品メーカーを担当したのち、2年目からは大手飲料メーカーの主担当として現在に至る。

営業2009年入社

係長

大黒 福太

FUKUTA OGURO

社会イノベーション学部政策イノベーション学科卒業。入社後商業印刷部門に配属されて以来、商印一筋のキャリアを歩む。1年目で大手食品メーカーを担当したのち、2年目からは大手飲料メーカーの主担当として現在に至る。

図書印刷を
選んだ理由
"ものづくり"の営業職を志望し図書印刷へ

中学から大学まではとにかくバスケットボール漬けの毎日でした。高校では県大会ベスト8まで進んだのですが、全国大会にはもう一歩届きませんでした。10年以上のバスケットボール生活を通じて、何があっても諦めない心と地道に続ける根性、そして先輩をはじめとした周囲の人から"かわいがられる能力"が身についたように思います。

就職活動では自分の行動的な性格を活かすべく、営業職に絞って会社を探しました。最初は医薬品・医薬部外品の情報を売るMRに興味を持っていたのですが、色々な業界を見る中で、ものづくりの可能性、やりがいに共感する部分が多く、図書印刷の説明会に辿りつきました。その後内定をもらうに至りましたが、漫画とか雑誌とか、自分が手に取ったことがあるものを手掛けていたことや、会社の規模感や社内の雰囲気が選考を通じて感じ取れたことが決め手となり、そのタイミングで就職活動は終了しました。

仕事について
ベテラン社員から2年目の若手へ手渡されたバトン

当社の営業部門は主に出版印刷と商業印刷の2つの部門に分かれていますが、私は商業印刷部門に配属されました。ありがたいことに、1年目から大手メーカーを担当させてもらい、右も左もわからない中、研修で教わったことを元にがむしゃらに働きました。2年目には大手飲料メーカーの主担当へ。1年目の仕事がどう評価されたのかわかりませんが、重要なお客様の一つを係長だったベテラン社員から引き継いだので、当時社内でも話題になったことを覚えています。

そんな経緯だったので、お客様から私への期待値は高かったのですが、自分はまだ2年目で、満足していただけるほどの力量や知識はない状態でした。正直、頼りない担当者だったと思いますが、それで委縮していたら何も始まらないと思い、わからないなりに自分で考え抜き、仮説を立て、お客様に提案することを繰り返しました。そのようなやり取りを積み重ねるうちにお客様が求めていることを理解できるようになっていきました。「はじめたら投げ出さない」を信条としているので、ひたすら当たって砕けて成長させてもらってという感じの日々でした。お客様からすると、バカだけどかわいいヤツみたいな存在だったのかもしれませんね。(笑)

何年か経ったあるとき、お客様に「当時、正直どう思いましたか?」と聞いてみたことがあります。お客様からは、「本当に頼りない担当に変わったなと。でも、今ではかなりレベルアップしているから安心して任せられるよ。(笑)」と言っていただけました。今は関係性ができているから、こんな風に言ってもらえるんだとうれしく感じましたね。

今後の目標としては、1人じゃ回せないくらいの仕事をこのお客様から受注していきたいと考えています。現在はまだ1人でその大手飲料メーカーさんを担当しているのですが、ゆくゆくは社内に専任のチームを作りたいんです。これは自分の悪い部分でもあるんですが、何でも自分一人でやってしまう傾向があります。なので、そうした体制づくりに挑戦していくことで、マネジメントの視点を持って人に仕事を任せられるようになることと、並行して売上を上げていくことを目標にしたいと思っています。そのためにも今までやったことのないような提案を積極的にしていき、お客様と一緒に楽しい仕事を作り上げていきたいですね。その仕事を通じてそれぞれがどんどん成長していけるような状況を理想としています。

記憶に残る
案件について
"社内初"の仕事がお客様の売上拡大に大きく貢献

大手飲料メーカーを担当してからは、「社内でやったことのない、不可能だと思われてきた仕事をやろう」と思い、お客様にも自主提案を積極的に仕掛けていきました。最初は散々な結果でしたが、回数を重ねるごとにお客様も前向きになってきて、さまざまなアドバイスをいただき、受注に至るようになりました。

なかでも印象深い案件は、ある有名なキャラクターとタイアップした飲料ノベルティの作成です。実はこの案件が決まるまで社内において、食品メーカーにおけるノベルティ景品案件はありませんでした。だからこそ、自分が最初にやってやろうと思って提案しました。

ノベルティの対象となったのは、お客様がその当時、販促に注力していた炭酸飲料です。炭酸飲料は、冷やして爽快感を楽しんでもらう飲み物なので、寒くなる冬の時期には例年売上が落ち込む傾向にあります。その落ち込みをカバーできないかということで、「ノベルティで炭酸飲料を買いたくなる新しいニーズを作り出す」という施策を検討するところから始まりました。

いろいろと消費動向などを見ていくと、スナック菓子が12月の寒い時期に向けて売上が伸びるというデータを見つけました。落ち込みをカバーするには、売上が伸びる分野に絡めてコラボレーションすればいいのではと考えたのが提案の背景です。ノベルティも、ターゲットユーザーにとって役立つものをチョイスすれば関心が高まるのではないかと考えました。

スナック菓子は一袋食べきれずに余ることが多いですよね。そこでフードクリップをノベルティにしたら、スナック菓子のついでに売れるのではないかと提案すると、お客様から「それだけじゃ物足りないから、菓子メーカー自体とコラボレーションしよう」と言われました。そこで大手の複数社に打診し、最終的にその有名なキャラクターとのコラボレーションが決定したんです。

施策の結果は見事大当たりで、前年度比約1.2倍という大きな売上アップに貢献でき、お客様からも感謝の声をいただくことができました。さらにこの案件をきっかけとして、社内からタイアップの相談が舞い込むようにもなりました。それ以外にも、さまざまな社員から相談されるシーンも増え、自身を取り巻く環境が大きく変わったように思います。1つの案件の成功がきっかけで可能性は開けるし、社内でも挑戦への機運が高まるので面白いですね。今後も自分にしかできない仕事をいろいろと仕掛けていきたいなと思っています。

先輩、同僚、
後輩について
選考時に感じた"あたたかな社風"の中で社員から多くを学ぶ

当社は周囲の方からのサポートに恵まれています。先ほどお話した件も協力なしでは成し遂げられませんでした。これは当社のいいところだと痛感しましたね。私はバスケットボールでの体験からか、人に負けたくない気持ちが人一倍強いのですが、社内にはいろいろな方がいるので、先輩・後輩問わず学べるところは貪欲に学ばせてもらっています。常に自分なりの考えを持ち続けることが大事だと感じています。また後輩のフォローアップにも前向きな社員が多いので、就職活動の選考時に感じた「あたたかい雰囲気」は間違っていなかったんだと改めて思いますね。(笑)

一日のスケジュール

08:00 出社、メールチェック
10:00 得意先へ出発、打ち合わせ
13:00 昼食(営業はほとんどが外食)
14:00 得意先と打ち合わせ
16:00 社内会議
(得意先からもらった宿題を元に現場に相談)
18:00 退社
(得意先からの直帰もしばしば)

プライベート

ボクシングと仕事の両立

私は社会人になってからボクシングを始めたのですが、今ではプロライセンスを取得し試合にも出場しています。なので、平日も週末も問わずその練習をすることが多いですね。プロデビュー直前にお客様にも伝えてみたところ、とても興味を持ってくださって「もっと早く言ってよー!」と大変驚かれました。以降、試合にもよく足を運んでいただいています。
最近では打ち合わせの間にも、「次いつ試合なの?」とか、「試合の話がしたい」とか言ってくださるほど。これまでの仕事を通じた関係性の賜物でもありますが、以前とは違う切り口で私を見てくれるようになったのは嬉しいことですね。ボクシングの練習の合間に時間があると、妻とお茶や買い物に行ったり、男性だけでキャンプやツーリングに行ったり、息抜きをしています。

大切な逸品


お客様に開いて頂いたボクシングの祝勝会でいただいたものです。
「倒れない」コップだそうで、私がボクシングでも仕事でも負けない(倒れない)ようにというメッセージが込められています。一生の宝物になりました。

学生へのメッセージ

苦労した先にある喜びを一緒に感じよう

仕事でもなんでもそうですが、ラクしてうまくいくことってないというのが持論です。少しでも苦労した方が、物事はうまく運ぶのだと思っています。就職活動でもきっと、いいことだけでなく嫌なこと、キツいことがたくさんあると思います。しかし、それらを自分自身の力で乗り越えるからこそ喜びに変えられると思うんです。入社後もきっとそう。大変だとしても決して諦めず、頑張る意欲を持った方が入社してくれることを心待ちにしています。輝く一瞬のために、ともに頑張りましょう!

学生へのメッセージ

苦労した先にある喜びを一緒に感じよう

仕事でもなんでもそうですが、ラクしてうまくいくことってないというのが持論です。少しでも苦労した方が、物事はうまく運ぶのだと思っています。就職活動でもきっと、いいことだけでなく嫌なこと、キツいことがたくさんあると思います。しかし、それらを自分自身の力で乗り越えるからこそ喜びに変えられると思うんです。入社後もきっとそう。大変だとしても決して諦めず、頑張る意欲を持った方が入社してくれることを心待ちにしています。輝く一瞬のために、ともに頑張りましょう!

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これからの図書印刷FUTURE

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