販促キャンペーンを成功させるには?集客の仕掛けと成功事例を紹介

販促キャンペーンを成功させるには?集客の仕掛けと成功事例を紹介

マーケティング・販促

好きなキャラクターが付いた商品を選んだ、もらったサンプルで一度試した商品を買った、無料体験イベントに参加して習い事を決めた……このような経験をしたことはありませんか? 企業が新規顧客の獲得や売上の拡大を目的として、期間を定めて行うこうした取り組みが販促キャンペーンです。販促キャンペーンには、さまざまな目的や手法があります。そこで今回は販促キャンペーンの種類や集客施策、成功事例などを紹介します。

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販促(販売促進)キャンペーンとは?

販売促進とは、消費者の購買意欲やサービスの利用意欲を刺激して購入や利用を促進し、売上を拡大するための活動です。そして販売促進のために、期間を定めて計画的に行う広告宣伝やイベント、プロモーションを「販促キャンペーン」といいます。

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販売促進については、下記のコラムでも詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。

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販促キャンペーンの目的

販促キャンペーンの一般的な目的には、次のようなものがあります。

売上の拡大

販売促進という名前のとおり、販促キャンペーンの主要な目的は売上の拡大です。下記のような、そのほかの目的も最終的には売上を増やすことにつながります。

新規顧客の獲得

新規顧客の獲得はビジネスの成長に欠かせませんが、同じような商品があふれるなかで新規顧客を獲得するには、競合と明確に差別化できる施策が必要です。レアな景品や特別な割引といったインパクトのある販促キャンペーンは、顧客が競合からブランドスイッチをするきっかけになります。それまでアプローチしていなかった市場やチャネルを開拓する際も、話題となるような販促キャンペーンを行って一気に知名度を上げる方法が効果的です。

リピーターの獲得

リピーターの増加は経営の安定につながるため、既存顧客に対するサービスに力を入れる企業が増えています。既存顧客限定のクーポンやイベント、ポイントアップといった販促キャンペーンは、リピーター獲得のために広く行われている施策です。

ブランドの認知拡大

新商品や認知度をもっと上げたい商品では、「知ってもらうこと」を目的にした販促キャンペーンが多く行われています。商品名を書いて応募するプレゼント企画や数万人規模で行う飲料の試飲キャンペーン、「#商品名」のハッシュタグを付けた投稿を促すSNSキャンペーンなどを目にしたことがある人もいるでしょう。これらのキャンペーンでは、どれだけ多くの人が応募や参加をしたか、情報が拡散されたかが重要となります。

販促キャンペーンの施策

それでは具体的に販促キャンペーンの施策を見ていきましょう。集客して、購入・利用に結び付けるための施策は、お得さを打ち出す仕掛けが主流ですが、SNSの登場によって新しい動きも出てきています。

割引、セール

割引やセールは、消費者にとってお得感が大きく、スポット的な売上拡大につながります。新規顧客の獲得にも効果的です。

特典(プレゼントやポイント)付与

商品を購入すると魅力的なプレゼントや特別なポイントがもらえる販促キャンペーンは、購入に踏み切れずにいた人の背中を、狙ったタイミングで押すことができます。ただし高額な景品を用意することは景表法上できません。人気キャラクターとのタイアップやご当地○○、限定〇〇といったユーザーの話題となるような、景品に値段以上の魅力を生み出す工夫が必要です。

無料体験、サンプリング

商品やサービスを無料で試してもらい、購入や利用につなげるキャンペーンです。新規顧客の獲得に効果がありますが、店舗や拠点がないと人手や場所の確保にコストがかかります。

参加型キャンペーン

最近増えているのが、ハッシュタグキャンペーンや動画投稿といったSNSを活用した消費者参加型のキャンペーンです。購入した商品に関する投稿を懸賞参加の条件にして売上の拡大を狙いますが、投稿がSNS上で拡散されれば、認知度の向上や商品のイメージアップにつながります。ユーザーが楽しみながら自主的に参加したい企画にできるかどうかがポイントです。

 

懸賞型販促キャンペーンの種類と景表法

景品や特典を付ける懸賞型のキャンペーンには、主にオープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの2種類があります。懸賞型キャンペーンを行う際に知っておきたい景表法についても解説します。

オープンキャンペーンとは

オープンキャンペーンとは、特別な条件を付けずに誰でも参加(応募)できる懸賞を指します。例えば、クイズやアンケートに答えるだけで応募ができる企画はオープンキャンペーンです。オープンキャンペーンでは景品に関する規制はありません。

クローズドキャンペーンとは

クローズドキャンペーンは、商品やサービスの購入・利用をした人だけが参加できるキャンペーンです。例えば商品に付いているシールを集めたり、購入したレシートの写真を投稿したりして応募するプレゼント企画や、商店街で買い物をすると参加できる抽選会なども、クローズドキャンペーンに当たります。

クローズドキャンペーンは、景表法によって一般懸賞、共同懸賞、総付景品の3つに分類されており、それぞれ景品の上限金額が決められています。

景表法(景品表示法)とは

景表法は、企業の不正によって消費者が不利益を被らないように制定された法律で、過大な景品類の提供防止や、商品やサービスの品質、内容、価格などを偽って表示することを規制しています。

懸賞の例で言えば、100円のチョコレートで高級外車が当たるといったキャンペーンが行われると、景品目当てに消費者が食べられないほど大量のチョコレートを購入してしまうかもしれません。これは正常な商取引とは言えないため、景品の上限金額が法律によって決められているのです。景表法に違反すると、罰則が科せられます。

販促キャンペーンのメディアやツール

販促キャンペーンの展開は、以下のようなメディアやツールを使って行われています。

  • 広告メディア:テレビCMや新聞・雑誌の広告、駅や電車内のポスターなど
  • 販促ツール:チラシや店頭のポスター、POP、応募はがき付きチラシなど
  • オンラインツール:Web広告、メール、キャンペーンサイト、SNSなど

 

これらは単体で使うのはなく、広告+店頭POP+SNS+キャンペーンサイトというように、複数のメディアやツール、リアルとオンラインとを組み合わせて展開するクロスメディアキャンペーンが一般的です。

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販促キャンペーンの事例4選

最後に、販促キャンペーンの成功事例を紹介しておきましょう。

吉野家「ポケ盛」キャンペーン

牛丼の吉野家が子どもに人気のポケットモンスターとコラボしたのが「ポケ盛」キャンペーンです。吉野家公式Twitterをフォローして、ポケ盛牛ドンセットを注文、そのレシートを撮影して送ると、ポケモンのフィギュアがもらえ、さらに抽選でポケ盛専用ドンぶり(小盛)が当たります。若年層に吉野家の牛丼を知ってもらい、ファミリーでの来店を促進すると同時に企業イメージの向上を狙ったヒット企画になりました。

日清カップ麺×鬼滅の刃

日清食品のカップ麺と人気アニメ「鬼滅の刃」がコラボしたこの企画は、対象商品を購入することにより、鬼滅の刃のキャラクターを使ったカップ麺のフタどめフィギュアが当たるというもの。日清食品の公式LINEアカウントを友だち追加したうえで、応募サイトに対象商品の購入レシート画像をアップロードして応募します。幅広い年齢層に人気があるキャラクターを使うことで、大きな反響を呼びました。

#一番速くスワイプできたら100万円

サントリーの新しいエナジードリンク「ZONe」を14万人に試飲させるキャンペーンです。人気YouTuberのフワちゃんをキャラクターとして使い、スマホの画面を素早くスワイプして「ZONe」のアイコンを探すオリジナルゲームを提供しました。優勝者には現金100万円、一定以上のスコアを獲得した14万人に「ZONe」の引き換えクーポンをプレゼント。「ZONe」のブランドコンセプトである「没入」をゲームで実体験させるキャンペーンで、認知度をアップさせました。

丸亀製麺 食いっプリ!グランプリ!

丸亀製麺のうどんを、おいしそうに食べる動画を募集するオーディション企画です。動画が採用された人には、丸亀製麺のCMへの出演権やドラマの出演権などの特典を用意。投稿はTikTokだけで3万5,000件、総再生回数は2億回を超え、丸亀製麺のうどんのおいしさを強力にアピールしました。

 

販促キャンペーン成功の鍵は「ターゲットが喜んで参加したくなるかどうか」

販促キャンペーンとは、消費者の購買意欲を刺激して販売を促進するために、期間を定めて計画的に行う広告宣伝やイベント、プロモーションなどの活動です。従来の割引や懸賞によって集客する企画に加え、最近ではSNSを活用した参加型のキャンペーンが人気です。ただしこういった販促キャンペーンでは、特典の内容や企画に特別感や話題性が求められます。どうすればターゲット層が楽しんでくれるのか、喜んで応募や参加をしたくなるのかを考えて、売上拡大に貢献する販促キャンペーンを行いましょう。

販促キャンペーンの企画出しで悩んではいませんか? 図書印刷では企画の立案から景品の調達、SNSの運用、事務局の運営といった、販促キャンペーンに関わる業務をトータルに支援します。アナログとデジタルをクロスメディアさせて、キャンペーンのパフォーマンスを高めることも得意としています。まずはどんなことでもご相談ください。

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