図書印刷グループ行動指針(基本原則)

1.人権を尊重する


  • 私たちは、人間尊重の考え方に基づいて人権を尊重し、あらゆる場面において個人の尊厳を守り、いかなる差別行為も行いません。
    私たちは、事業活動を通じて人権に負の影響を与えることがないように配慮した取り組みを推進し、そのような影響が生じた場合にはこれに対処します。また、私たちの事業、製品・サービスと直接的につながっているビジネスパートナーが人権への負の影響に関与している場合には、その関係者に対して、人権の尊重を働きかけていきます。


2.高い倫理観を持ち、良識ある社会人として行動する


  • 私たちは、事業活動が社会に与える影響を十分に考慮し、社会から信頼され尊敬されるよう、常に高い倫理観を持って行動します。たとえ法的な問題が生じない場合であっても、図書印刷ブランドを傷つけるような言動や、社会の秩序や常識に反する行為を行うことはもちろん、それらを支援することもしません。
    私たちは、一人ひとりの日頃の行いの積み重ねによって、会社の信頼が築き上げられていることを十分に認識し、私生活においても、品格と節度を持って行動します。


3.法令および社内規程を遵守し、公正に業務を遂行する


  • 私たちは、事業活動に適用される国内外の法令、条例、政府通達、運用基準、業界基準等の社会のルールを遵守して行動します。さらに業務の遂行にあたっては、該当する社内規程に則って行動します。こうしたルールの遵守は、社会の最低限の基本であり、全員が必ず守るとともに、公正な商慣習を尊重した業務を行います。


4.サステナブルな社会の実現のために、地球環境の保全に積極的に取り組む


  • 私たちは、事業活動において限りある資源を有効に活用し、地球環境の保全に貢献する取り組みを進めます。
    また、私たちは、環境に配慮した製品及びサービスを通じて社内外サプライチェーン全体の環境負荷削減に貢献し、持続可能な社会の実現に努めます。


5.品質の向上に努め、お客さまの満足に資する作品を提供する


  • 私たちは、お客さまに提供する製品やサービスを作品と捉え、直接製造や品質管理にかかわる部門だけでなく、全ての工程で品質づくりに取り組む『総合品質保証』の考え方の下、サプライチェーン全体を通じて品質の向上と安全性の確保に努めます。
    さらに、私たちは、さまざまなお客さまのニーズを把握した上で、信頼を獲得し、満足していただけるよう、製品やサービスの改善、改良および開発に取り組みます。


6.人財の多様性を尊重し、心身ともに健康で働きがいを感じられる職場環境づくりに努める


  • 私たちは、多様な人財の属性や価値観の違いを認め合い尊重し、一人ひとりが力を十分に発揮できるようにするとともに、これらの力を結集して、グループの総合力を最大限に高めます。
    また、私たちは、能力を発揮し続けられるよう、職場の安全確保や心身の健康保持・増進に取り組み、心身ともに健康で働きがいを感じられる職場環境づくりに努めます。


7.変化を捉え、新たな可能性に挑戦する


  • 私たちは、経営環境や市場の変化を的確に見極め、それを自らの成長の機会と捉え、新たな可能性に挑戦します。そして、事業を通じて社会的課題の解決に取り組み、社会に求められる価値を提供し続けていきます。


8.事業に関わる情報および情報処理システムの重要性を認識し、適切に管理する


  • 私たちは、秘密情報、個人情報などをはじめとした事業に関わる情報、並びに情報処理システムおよびネットワーク全般について、その重要性と価値を十分に認識し、漏えいおよび障害などを引き起こす内外のリスクに対して適正なセキュリティ対策を行うとともに、お客さまへ新たな価値が提供できるよう、ルールに則って適切に管理します。


9.企業活動に重大な影響を及ぼす脅威に対して、組織的なリスク管理・危機管理を徹底する


  • 私たちは、地震、風水害などの自然災害、感染症、テロ、サイバー攻撃などの脅威に対し、企業の社会的責任を果たすという認識のもと、非常時の対応策を準備し、組織的な危機管理を徹底します。
    また、私たちは、反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で対処し、一切の関係を持ちません。


10.社会貢献活動や適切な情報開示・対話を通じて、企業価値の向上を図る


  • 私たちは、より良い社会の実現に向けて、経営資源や強みを活かした社会貢献活動に取り組みます。また、広く社会が求める情報を適時・適切に開示し、幅広いステークホルダーと対話を行います。
    私たちは、これらの活動を通じて、社会的課題の解決に貢献し、企業価値の向上を図ります。