ファンクラブの特典10選!定番からデジタル活用の新顔まで

ファンクラブの特典10選!定番からデジタル活用の新顔まで

マーケティング・販促

コロナ禍によって、エンタメやスポーツのイベントが次々に中止となり、各業界は大きな打撃を受けました。しかし、ファンが「推し」を応援する気持ちはさめていません。多くのファンクラブも新たな手法を駆使して、ファンを盛り上げようとしています。この記事では、ファンマーケティングの重要性とコロナ禍を経たファンクラブの変化について解説し、10のファンクラブ特典例を紹介します。

会員制サービス運営のポイント

ファンクラブとは?

ファンクラブは、特定の有名人や団体、キャラクターなどを後援する会員制の仕組みです。ファンは会費(入会金と年会費または月会費)を払って入会することによって、ほかでは得られない特典を受けることができます。

対象となるのはアーティストや俳優、声優といったエンタメ系、運動選手やチームなどスポーツ系ジャンルが一般的。ただし最近ではユーチューバーのファンクラブや、「リラックマ友の会」のようなキャラクターのファンクラブもできるなど、対象が広がっています。

こうしたファンクラブの運営には、近年、注目されているファンマーケティングの考え方が生かされています。次章では、ファンマーケティングとその重要性について解説します。

ファンマーケティングが重視される理由

ファンマーケティングは、対象となる商品・サービス、ブランド、個人やチームなどに強い愛着を持つファンを育てることによって、継続的、安定的に利益を上げるマーケティング戦略です。

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ファンマーケティングが近年、重視されている理由としては、次のことが挙げられます。

市場の縮小により、既存顧客との関係性強化が重視されるようになった

人口減少により市場は縮小を続けており、新規顧客の獲得が難しくなっています。そこで企業は、既存顧客に繰り返し購入や利用をしてもらうことを重視するようになりました。

既存顧客との関係性を強化することによってファンやリピーターが増えると、新規開拓に必要なコストを抑えたうえで、LTV(Life Time Value=顧客生涯価値)を高めることが可能です。

ファンの増加は売上を安定させる

ファンは、その愛着心から商品、サービスの購入、利用頻度が高く、簡単にはブランドスイッチしない傾向があります。そのため、ファンが増えると、継続的、安定的に売上の見通しが立つようになります。

ファンの発信力をマーケティングに活用できる

SNSの普及によって、消費者が発信する情報が市場に大きな影響を与えるようになりました。ファン発の情報が、認知拡大や売上アップにつながるケースも多く見られます。熱心なファンを増やすことによって、その発信力をビジネスに活用できる可能性が大きくなります。

コロナ禍でのファンクラブの活動

2019年末に始まったコロナ禍によって中止された対面イベントの代替となったのが、オンラインイベントです。さまざまな形のオンラインイベントが行われ、ファンのニーズを満たすためのデジタルコンテンツも充実し、デジタルシフトが急速に進んでいます。

2020年にファン活動を積極的に行っている人を対象に行われた調査では、「動画の視聴を含むチケット代に使う金額」は今後、「変わらない」「増えそう」「大きく増えそう」とする回答が7割以上を占めました。コロナ禍を経てもファンの消費意欲が衰えていないことがわかります(※)。

※出典:【ボードウォーク】ライブエンタテインメントに関する調査を実施| BOARDWALK

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ファンクラブに対するファンの心理の変化

一方、ファンのファンクラブに対する心理には、変化が見られます。

コロナ禍前は、チケットの先行予約・割引、握手会への参加といった特典やリアルな体験をファンクラブに求める傾向が強く見られました。ところが、コロナ禍以降は、「推しの活動を応援したい」「ファンであることを示したい」「ファン同士でつながりを持ちたい」といった意識を持って、ファンクラブに入会する人が増えていると言われています。

ファンクラブ特典 厳選10例

入会の動機付けや退会防止策となるファンクラブ特典も進化中です。ここでは、定番の特典と最近増えてきたデジタル技術を活用した10の特典例を厳選して紹介します。

ファンクラブ特典 定番編

1.会員証、会員ID

ファンクラブに入会すると会員IDの入った会員証が発行されます。会員証の主流は、会員管理がしやすいオンライン会員証や会員証アプリですが、現物を持ちたいファン向けにオプションとしてリアルな会員証を発行することもあります。

特にスマホを持てない子どもには、キラキラやホログラム、3Dなどを使用した特別なデザインのリアル会員証が人気です。

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2.先行予約、優先予約

ライブや舞台、スポーツの試合のチケットなどを取るために、ファンクラブに入会する人は多く、先行予約や優待席の確保は依然として特典の目玉です。

なかには会費の額によって会員をランク分けし、券種や席の取りやすさを変えているケースもあります。

3.会報誌、メールマガジン

会員には定期的に冊子やWebマガジンの形で会報誌が届きます。会報誌にはインタビューや特集記事を掲載することが多いようです。冊子タイプには、写真集並みのクオリティのものやDVD付きなどもあります。

一方、メールマガジンは会報誌よりも頻繁に発行されます。出演番組の告知や最新トピックスなど、タイムリーな情報を掲載するのが一般的です。

・会報誌の制作についての詳しい解説は、下記のコラムでご覧いただけます。
作り方で成否が決まる!会報誌を製作する際の6つのポイント

4.グリーティングカード

ファンの誕生日やクリスマスなどに合わせて、推しから贈られるカードも人気の特典です。グリーティングメールを届けたり、ファンクラブサイト上に誕生祝いのバナーを貼ったりする例もあります。

5.ファンクラブ会員限定イベント

クローズドのイベントに参加できる特典です。トークショーや握手&サイン会などのリアルイベントや、ライブの限定配信、オンラインファンミーティングといったオンラインイベントまで、さまざまなものがあります。

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6.限定グッズのプレゼント、販売

入会時や継続時にほかでは買えないグッズをプレゼントする特典は、多くのファンクラブが採用しています。期間限定グッズの販売や、一般販売しているグッズを割引価格で買える特典もあります。

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ファンクラブ特典 デジタル活用編

7.ポイントプログラム

動画の視聴やWeb上のアクションなどにポイントを付与する、ポイントプログラムを導入しているファンクラブもあります。ポイントがたまると特典がもらえたり、会員ステータスが上がったりします。

8.オンラインガチャ

グッズやデジタルコンテンツを景品にしたファンクラブ限定の「オンラインガチャ」も人気です。

ガチャには、何が出てくるかわからないというゲーム性がありますが、オンラインにしたことで、特別な映像や音楽を流すといった演出、パフォーマンス動画やアニメのワンシーンといった景品の提供が可能になりました。

9.会員限定のチャットルーム

推しの魅力を語り合いたいファンが参加できるオンラインサロンのようなチャットルームの開設も、有効な特典になり得ます。ファン同士が交流し、盛り上がることによって、推しを応援する気持ちを高めることができます。

10.参加履歴が残る電子チケット

イベントチケットはデジタル化が進んでいますが、形が残らず物足りないという声も多いようです。

そこで、チケットに推しの写真や開催日、ファンの席番号と名前を入れた画像をダウンロードできる特典を用意した事例があります。

参加したイベント会場のアイコンを、ファンクラブサイトのマイページに表示する特典を提供しているファンクラブもあります。ファンは参加したイベントの履歴を一覧でき、アイコンの収集意欲をそそられます。

ファンもファンクラブも進化する。ニーズを見据えた運営を

エンタメやスポーツのビジネスにおいて、ファンクラブは重要な存在です。ファンクラブでは、推しに強い愛着を持つファンをひとつにまとめ、直接コミュニケーションを取って、関係性の強化や消費の促進を図ることができます。近年、コロナ禍やデジタルシフトの影響で、ファンやファンクラブ、ファンクラブ特典も変化しています。どうすれば「ファンクラブに入って良かった」と感じてもらえるか、時代やファンのニーズを見据えて変化に対応していきましょう。

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