事例から学ぶ!ファミリー層を集客する際のポイント

販促

顧客を店舗に呼び寄せるためには、ターゲットとなる顧客が何に興味を持っているか、どのような悩みを抱えているかなどをヒントに施策を練る必要があります。今回は、特に「ファミリー層」の集客について、成功するためのポイントを、さまざまな業界での事例とともにご紹介します。

ファミリー層の集客を成功させるポイント

子ども自身に「行きたい!」「やってみたい!」と思わせることで、ファミリー層の集客につながります。また、「子どもにとってためになる」と親に思わせることも、ファミリー集客には欠かせないポイントです。

子どもの関心ごとは何か

まず、子どもが興味を持っていることについて考えてみましょう。

子どもが好きなものと言えば、まず思いつくのはおもちゃやゲームなどの「遊び」ではないでしょうか。集客したい子どもの年齢層が明確であれば、年齢に応じた遊びをヒントにして集客方法を考えましょう。

また、漫画やアニメも子どもにとって関心の高い話題です。子どもの間で流行しているキャラクターを集客に利用すれば、高い効果が期待できます。

ここで注意したいのは、子どもが好きなものを利用して集客するという発想だけでは、必ずしも利益に結びつかないということです。子どもの関心ごとと自社の商品やサービスとの関連性を考え、集客から販売までの動線をつくることが集客の本質的な目的です 。

親の関心ごとは何か

次に、親の関心ごとについても考えてみましょう。

子育て中の親は、子どもの成長や教育に関連した話題に敏感です。知育や食育などのテーマを自社の商品やサービスと関連づけて集客できれば、販売促進につながるでしょう。

子育て中の親が抱える悩みも集客のヒントになります。例えば、小さい子どもと一緒の外出は、場所や時間が限られてしまいますが、安心して利用できる空間を提供できれば、集客につながるでしょう。

また、「親子が一緒に楽しめる」というポイントも、ファミリー集客には重要な要素です。

子どもの心をつかむ集客事例

子どもに「行きたい!」と思わせるファミリー集客の事例をご紹介します。

おもちゃのアヒル200羽!老舗の温泉旅館

石川県加賀市は温泉が有名な街ですが、あるときから他県の温泉街との競争が激化し、廃業を迎える温泉旅館が相次ぎました。「山代温泉 加賀の宿 宝生亭」も廃業寸前まで追い込まれた温泉旅館のひとつでした。しかし、当時の同市にはなかった「家族旅行に最適な宿」という立ち位置でファミリー集客に取り組み、人気旅館へと返り咲きました。

ファミリー集客のために行った具体策のひとつが、おもちゃのアヒル200羽が浮かぶ露天風呂を売りにしたことです。温泉旅館には子どもが喜ぶサービスが少ないことに着眼し、子ども自身に「行ってみたい!」「また行きたい!」と思わせることで、ファミリー層の集客に成功しています。

「サンタに会いたい!」をかなえるアメリカの百貨店

ネットショッピングが気軽に楽しめる時代において、小売業は軒並み店舗への集客に苦戦しています。

そのような状況下で、アメリカの老舗百貨店「メーシーズ」は、毎年クリスマスの時期にサンタクロースと記念撮影ができる企画を恒例行事として行っています。百貨店の企画ならではの豪華で大掛かりな設営は子どもに大人気で、子どもが親に「メーシーズに行きたい!」と催促するきっかけを作っています。近年では待ち時間を削減するための予約システムも導入され、撮影の前後はゆっくりとショッピングを楽しめるような配慮もなされています。

ハンバーガー作りを体験できるマクドナルド

マクドナルドのファミリー集客として真っ先に思いつくのは、おもちゃがもらえる子ども向けメニュー「ハッピーセット」ではないでしょうか。しかし、マクドナルドでは、モノによる集客だけではなく体験型の集客にも力を入れています。

そのひとつが、マクドナルドでの仕事を体験できる子ども向けのプログラム「マックアドベンチャー」です。制服に着替えたりハンバーガーを作ったりなど、リアルな仕事体験ができる点が人気の理由です。また、2016年より、オンラインでもゲーム感覚で仕事体験ができる子ども向け無料アプリ(「マックアドベンチャー」のゲーム版)も導入しています。こうした複数の施策を組み合わせることで、マクドナルドは子どもが「マクドナルドに行きたい!」と思うきっかけを増やしています。

親の心をつかむ集客事例

続いて、親の心理を突いた集客事例をご紹介します。

絵本の読み聞かせを実施するカフェ

昨今のカフェはインターネット環境が整っている店舗も多く、仕事や勉強の場として訪れる利用客も増えています。しかし、子育て世代の居住率が高い郊外の店舗では、ファミリー層の集客にも積極的に取り組もうという動きが見られます。

タリーズコーヒージャパンでは、子連れ客にももっと利用してもらおうと、郊外の店舗において絵本の読み聞かせを行っています。絵本の読み聞かせは、図書館や児童館などではよく見かけるイベントで、子どもを連れていく親も珍しくありません。しかし、絵本の読み聞かせをカフェで行うという斬新なアイデアにより、タリーズコーヒージャパンは親や子どもが楽しむために来店したいと思うきっかけを作っているのです。

ハイハイレースを開催するアカチャンホンポ

授乳やオムツ替えが頻繁な赤ちゃんを抱えたファミリーにとっては、ショッピングはおろか外出するのもひと苦労です。

そのような子育て世代に対して思わず「行ってみよう!」と思わせる集客が、アカチャンホンポが親子のために主催するハイハイレースです。外出するのは面倒でも、かわいいわが子の成長の記念として参加したいと思う親の心理を巧みに突いています。こうした参加型のイベントは記憶に残りやすいため、再び来店しようと思うきっかけにもつながります。

Instagramでプレゼント企画を実施するイケア

大手家具店のイケアも、ファミリー集客に力を入れている企業のひとつです。子育て世代はInstagramを利用している割合が高いことから、公式Instagramを利用した集客にも積極的に取り組んでいます。

「イケアのおもちゃで遊んでいる子どもの写真をInstagramに投稿してプレゼントに応募しよう」という2018年11月のキャンペーンは、しばらく来店していないファミリー層にも来店して商品を購入してもらうきっかけをつくる企画です。ソーシャルメディアを使った集客はフォロワーに来店を促すだけでなく、フォロワーの投稿そのものが口コミとなって拡散されて、さらなる見込み客を増やすことができます。

まとめ

ファミリー層を集客するためのポイントは、子どもや親に「行ってみよう!」と思わせることです。子どもや親の関心ごとにアンテナを張り、ニーズに応える形の集客を行いましょう。

図書印刷は、キャラクターや漫画、絵本などの子どもにとって身近なものをお客様の要望に合わせて活用し、オリジナリティーのある集客企画を提案いたします。詳細については「販促キャンペーンのアイデアが欲しい」のページでご確認いただけます。また、子どもが参加したくなるコンテストやコンクール、ワークショップなどの企画・運営も行っています。「子どもたちに向けて自社をPRしたい」のページからご確認ください。

また、教育や知育に関する幅広い情報を発信するWEBマガジン「知育と幼児教育が3分でわかる|Chiik(チーク)マガジン」も運営しています。Chiik!は、0-6歳のパパママが集う日本最大級の情報サイト。バナー広告のほか、記事タイアップも可能なため、子育て中のパパやママが自然な形で企業の商品やサービスを知るきっかけにしていただけます。ファミリー向けの企画やキャンペーンを告知する場としても、ぜひご活用ください。

ファミリー層集客のためのアイデアが欲しいときは

図書印刷では、ファミリー層の集客施策について、斬新で新しい企画のアイデアを考えたいという時にご活用いただける、無料eBOOKをご用意しています。「オズボーンのチェックリスト」や「シックスハット法」など、さまざまなアイデア発想法のフレームワークを紹介。どのようにアイデアをまとめていけばいいのかを分かりやすくまとめています。具体的なシナリオ例や流れも紹介していますので、自分に合うアイデア発想法を探し出すことができます。ぜひ、新しい集客方法のアイデア創出にお役立てください。

参考:

 

 

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