海外のトレンドに学ぶ、オリジナルノベルティ作りのヒント

販促

ノベルティとは、宣伝のために無料配布する、企業や商品の名前が入った記念品のことです。例えば、ボールペンや付せん紙、クリアファイルなどに企業名や商品の名前が入った定番ノベルティグッズなら誰でもひとつくらいは持っていることでしょう。

販売促進担当者にとっては、ノベルティがいつも似たり寄ったりになってしまうのが悩みの種。少し趣向を変えて、海外のノベルティグッズ業界のトレンドから、ひと味違ったオリジナルノベルティ作りのヒントを探ってみましょう。

質の高いオリジナルノベルティの時代

海外のノベルティグッズ業界では、すぐに壊れてしまう安物をノベルティグッズに使う時代は終わったといわれています。物が豊富な時代に暮らす現代の人達に、どこにでもあるような安物を配っても印象に残りません。現代のノベルティグッズに求められるのは、高品質であること、ほかとは違うオリジナリティーのある品物です。

ラスベガスでは、毎年「PPAI Expo」という北米最大級のノベルティグッズの展示会が開かれています。近年の展示会では、オーダーメイドで企業に合わせて作るノベルティグッズ、IoTの技術を導入した最先端グッズ、そしてデザインにこだわった個性的なノベルティグッズなどに注目が集まっているようです。例えば次のようなものがあります。

  • ユニークな形のUSBメモリや、ワイヤレス接続できるマウスやスピーカーなどのPCアクセサリー
  • AR(拡張現実)の技術を使い、スマホをかざすとキャラクターやロゴなどの映像が出る、Tシャツやノベルティグッズ
  • デザインにこだわった、高品質な大人の塗り絵カレンダー

エコなオリジナルノベルティに注目

また、ノベルティグッズのカテゴリーでは、エコグッズが注目されています。環境問題に人々の関心が集まるなか、エコグッズをノベルティにすることで企業のイメージアップにもつながります。特に自然派志向の製品を扱う企業や、ファミリーを対象にした製品を扱う企業のノベルティグッズにぴったりです。例えば、次のようなアイデアはいかがでしょうか。

環境を守るノベルティグッズ

人気のテイクアウト用タンブラーなら、このノベルティグッズを使うことで、コーヒーの使い捨て紙コップの量を減らせます。同様に、ペットボトルを減らせるウォーターボトル(水筒)、ビニール袋の量を減らせるエコバッグやクーラーバッグも資源を守ることに役立ちます。また、クールビズのオフィスで使える扇子や、リサイクルペーパーでできたノートやカレンダーも環境を守るノベルティグッズといえるでしょう。

アウトドア用品として使えるノベルティグッズ

手回し発電のミニ懐中電灯や充電器、ラジオは、電気を使わないことで環境に優しいだけでなく、オフィスに置いてあれば、緊急時に役に立つかもしれません。またアウトドアグッズとしてキャンプやハイキングで使うこともできます。そのほかにも、おしゃれな救急セットや少量の水と洗剤で洗濯機のようにきれいに洗濯ができるウォッシュバッグなど、出張のときにも役立ちそうなアイデア商品があります。

配ることで社会貢献できるノベルティグッズ

フェアトレードとは、発展途上国で作られた製品を適正な価格で取引することで、生産者の生活向上に貢献することです。コーヒーやチョコレートなどの食料品やキッチン雑貨のような日用品、アクセサリーなど、日本でもフェアトレード商品が増えています。フェアトレード商品をノベルティグッズとして利用すれば、販促活動が社会貢献活動にもなります。その際には「なぜ、フェアトレード商品をノベルティグッズにしたのか」というストーリーを品物に沿えると、受け取る人に趣旨が伝わりやすいでしょう。フェアトレードをサポートするほかにも、企業でサポートしたい社会貢献活動をする団体とコラボグッズを作ることなども考えられます。

ここ数年、人気が衰えないデジタル関連グッズ

仕事でパソコンを使う人向けのデジタル関連グッズは、オリジナルノベルティとして人気です。さらに近年のスマートフォンの普及により、その人気は根強いものとなっています。おすすめは、日常生活や出張などの外出時に役立つアイデアグッズです。

パソコンの中の必要なデータだけを持ち運ぶのに役立つUSBメモリや、オフィスでよく使われるマウスパッドは、ノベルティグッズの定番になっています。小物では、デジタル機器の画面を拭くクリーニングクロスや、スマートフォンの落下を防ぐリングやストラップなどのアイテムも、企業ロゴを入れてカスタマイズしやすいので人気です。

そのほか、海外用の変換プラグセット、USBポート、Bluetooth搭載スピーカーやヘッドフォン、スマートフォンやタブレットを立て掛けられるスタンド、ワイヤレスイヤホンなど、出張や旅行のときにも役立ちそうな製品が注目を集めています。かわいらしいデジタルトイカメラも、ユニークなノベルティグッズとして、若い方に喜ばれそうです。

ブランディング重視のオリジナルノベルティに注目

ノベルティといえば、以前は誰もがよく使う文房具などの既製品に企業や商品のロゴを入れたものを配るのが主流でした。最近は一歩進んで、自然派の製品を扱う企業であればエコグッズ、IT企業であればデジタルグッズなどを使い、デザインをカスタマイズしてオリジナルノベルティを作るケースが増えています。例えば、ノベルティの王道であるカレンダーでも、名入れをするだけではなく、企業のイメージに合ったオリジナルデザインにすることで、ノベルティグッズを通した企業ブランディングができます。販売促進グッズから企業ブランディングの道具へ、時代とともにノベルティグッズの役割も少し変わってきているようです。

参考:

 

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