『手本折』
〜本の「手堅さ」と折の「手軽さ」を兼ねそなえた、新しい紙のカタチ〜




『手本折』は、従来の書籍やリーフレットの形状にとらわれることなく、本の「手堅さ」と折の「手軽さ」を兼ねそなえた新しい紙メディアです。
1枚の大きな紙に切り込みを入れて蛇腹に折ることで本の形にする折加工の様式です。
※実用新案登録(登録第3219399号)した、他にはない図書印刷独自の商品です。


  

特長1 本の「手堅さ」:本として、見開きで読むことができる

本のようにページをめくって読むことができます。さらに、中綴じのリーフレットとは違い「背表紙」があるので、見栄えのよい印刷物をつくることができます。
小さな紙面が1アクションで2倍に広がる動きは、読者に大きなインパクトを与えます。普通にページをめくる本と比べ、アイデア次第でストーリーの表現の幅が広がります。


特長2 折の「手軽さ」:引き出すと蛇腹状に展開して、大きく見ることができる

通常の製本様式と異なり製本糊や針金を使用せず、紙を折るだけでできているので、ページをいろいろなパターンに展開できます。そのため、デザイン構成のバリエーションが多彩な、魅力あふれる紙面づくりが可能。
一番長く展開すると2メートル以上になるため、年表やパノラマ写真などの横長のビジュアルもひと続きにして表現できます。


   

『手本折』の広がる可能性

『手本折』は、本でもありリーフレットでもある、新しいコミュニケーションツールです。
見た目にインパクトがあるので「カタログ」「パンフレット」などSPツールとしてご活用いただけます。
開き方のバリエーションを生かし、特長のある「絵本」や「写真集」など、新しい可能性を提供します。


   

『手本折』の仕様

仕上寸法:天地188㎜×左右127㎜
展開寸法:天地564㎜×左右1,016㎜
面数:48面(表紙含む)
基本印刷条件:4c+ニス/4c
※他のサイズ、面数をご希望の方はご相談下さい。
※ISBNコードが付与される書店流通商品ついては、企画の事前確認が必要になります。


図書印刷のこだわり

『手本折』は、従来の書籍やリーフレットのカタチにとらわれない新しい加工技術です。
図書印刷は、このような新しい紙メディアを生み出すなど、お客様のコミュニケーションの可能性を広げることにこだわっています。



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『手本折』の活用事例

電源開発株式会社様の写真展の来場者アンケート記入者配布図録にご採用
J-POWER(電源開発株式会社)写真展「時代を語る 林忠彦の仕事」
2019年5月27日から6月7日まで開催(土日除く)

http://www.jpower.co.jp/1905jidai/


   

ご担当者様は、これまで蛇腹折の工夫をした図録を作成されたことがありました。新しく図録を作成する際に、変わった造本の図録ができないかとの提案依頼を当社にいただきました。
『手本折』を提案したところ、新しい加工技術であること、体裁に特別感を得られたこと、以前作成した図録より写真を大きく見せられる仕様であることなどを評価され、ご採用いただきました。