東京学参株式会社様 「DSRによる受験問題集の適量製造」

製造・メーカー

販売機会の損失を回避! 最適部数の印刷でコストカットを実現

東京学参株式会社様は中学・高校入試の過去問題集を中心に発行する出版社です。全国47都道府県公立高校、公立中高一貫校、私立中学・高校別の問題集を都道府県、学校ごとに作成しており、この多品種の問題集の製造に図書印刷のDSR(デジタル・ショート・ラン)をご活用いただいております。

採用の背景や利用後の状況について、東京学参様の取締役統括マネージャーである内田達夫様と編集部の植井社元様にお話をうかがいました。

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内田達夫氏 植井社元氏

 

 

適量生産体制の構築によりお客様企業の利益創出に貢献します! DSR(低部数ワンストップサービス)|図書印刷 

【課題】 無駄なコストをかけずに適量を製造したい


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内田達夫氏

●DSRの利用前にはどのような課題をお持ちでしたか?

内田氏:まず、学校別の問題集は全国展開で販売できる商品ではありません。また、年度によって受験生の増減や、受験日の重なりなどさまざまな要因で部数変動があり、予測が難しいということがあります。以前はオフセット印刷のみを利用していたため細かい部数調整が難しく、どうしても多めに印刷をする必要がありました。

●逆に、印刷していた部数では不足してしまうというケースもありましたか?

内田氏:そうですね。オフセット印刷を利用する場合、夏前には必要部数を予測して印刷するのですが、秋ごろになってからオフセット印刷では刷れない小部数が不足しているという状況になることがありました。追加で印刷しようとしても、オフセット印刷を利用するとコスト面で折り合わず、せっかくの追加注文をお断りすることも多々ありました。

【解決策】DSRを活用して、適正コストで最適部数製造に対応

●オフセット印刷ではなく、デジタル印刷で最適部数を印刷することはご検討されていたのでしょうか?

内田氏:複数の印刷会社からPOD(プリントオンデマンド)というデジタル印刷の提案があり、検討はしました。ただ、いずれも品質的には十分でもコストが高く、現実的ではありませんでした。

●図書印刷のDSRをご採用いただいた決め手を教えてください。

内田氏:御社からご提案いただいたDSRはコストとスピードが魅力的で「これはPODとは違って検討してみる価値がある」と思いました。テスト印刷をしてみて品質などの問題もなかったため、翌2019年に本格的にDSRでの製造を開始しました。
大量部数を製造して全国展開するという形をとらない商品にとって、DSRは良いサービスだと思いました。

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植井社元氏

●DSRはW2O(WEB TO ORDER)という受発注システムを採用しているのですが、そちらを使われていかがでしたか?

植井氏:まず思ったのは、「便利なシステムで、ありがたい」ということです。実際に制作作業を担当してみると、システムに1タイトルごとに部数や納期を入力する必要があるなど、オフセット印刷の場合と比べると若干発注業務の負荷は増えてしまいました。ですが、それを差し引いてもデータ入稿の手軽さや、金額や納期が一目でわかり、仕様が一元管理できるなど、すごく便利なシステムでありがたかったです。

●W2Oでは、印刷データをサーバーにアップロードしている間もお客様が別の作業をできる設計にするなどの工夫をしており、お客様の業務効率化を支援しています。

 

【成果】適量製造でコストを削減し、販売機会損失を回避

●DSRをご活用してみて成果はありましたか?

内田氏:今回は一部の製品を試験的にDSRで製造してみて、問題も起こらず成果があったと考えています。今まで小部数では刷れないからとお断わりせざるを得なかった注文にも、何件も対応することができました。
部数を少なく見込んでしまった場合、それをすぐに増刷してカバーできるようになったのは良かったです。逆に販売状況をみて、秋ごろの増刷予定を見送る判断をしたものもありました。
当社の出版物は、前年の販売状況を見て毎年製造部数を計り直しているのですが、そのような出版物にDSRは効果的です。

植井氏:これまでオフセット印刷で製造していたものと、DSRで製造したものとで品質の違いが出ることを懸念していたのですが、これならば問題のないレベルだと感じました。今回の結果には大変満足しています。

【今後の展開】DSRの利用拡大と、新しい販売方法へのチャレンジ

●今後、DSRをどのように使っていきたいかなどのお考えはありますか?

内田氏:まずは、来期のDSRで製造する学校別のタイトル数を増やす予定です。そのための制作体制を組みますので、継続してよろしくお願いします。
また、オフセットに比べて小回りが利くというDSRの特性を活かした、スピーディーな製品化と発売の実現にも有用と考えています。例えば、お客様からの要望や企画書を編集会議にかけ、すぐにマーケティングに見合った部数で印刷していくということが、DSRなら可能になるかもしれません。DSRにはこれまでになかった出版スタイルの可能性があると考えます。
お互いに何か気づくことがあったら、意見交換をして、より新しいことができたら良いと考えています。

●引き続き御社のパートナーとしてお役に立てればと思います。本日はありがとうございました。

【図書印刷のソリューション】

図書印刷は、中・低部数領域でのワンストップサービスとして『DSR(デジタル・ショート・ラン)』のサービスを提供しています。高速インクジェット印刷機と中綴じ・無線綴じの両方に対応できる製本ラインにより、発注部数にあわせた最適な製造体制で、お客様の適量生産のニーズに対応します。

適量生産体制の構築によりお客様企業の利益創出に貢献します! DSR(低部数ワンストップサービス)|図書印刷 

 

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