ECサイトの構築方法はどう選ぶ?費用やメリット・デメリットを徹底比較!

マーケティング

「ネットショップを開業したい」と思った場合に必要となるEC(電子商取引)サイト。楽天市場のようなモール型のECサイトに出店するのではなく、自社でECサイトを構築する場合、どのような方法があるのでしょうか。

一口に「ECサイト構築」といっても、既存のシステムを使ってECサイトを作る方法から、一からECサイトを開発する方法まで、さまざまな方法があります。この記事では、ECサイトを構築するための4つの方法を紹介し、自社に合った構築方法の選び方について解説します。

 

ECサイト構築の4つの方法と選ぶ際に確認すべき3つのポイント

ECサイトを構築するには、主に「ASP」「オープンソース」「パッケージ」「フルスクラッチ」の4つの方法があります。それぞれの特徴は後の章で詳しく解説しますが、ここでは概要をお伝えします。

ECサイト構築方法

初期費用の目安

月額費用の目安

カスタマイズ

耐用年数

ASP

0~数十万円

数千〜数万円

×

常に最新

オープンソース

0~数百万円

数千~数十万円

3〜5年

パッケージ

数百万円~

数十万円~

3〜5年

フルスクラッチ

数千万円〜

数十万円〜

3〜5年

 

ECサイトの構築方法を選ぶ際、以下の3つのポイントを確認しましょう。

ポイント1:カスタマイズできるか

ECサイトには、カスタマイズを前提としてないものから、自社の事業内容に合わせて自由自在にカスタマイズできるものまであります。自社ECサイトのカスタマイズの必要性について、事前に検討しておくことが重要です。

ポイント2:費用はどのくらいかかるのか

ECサイトを構築するにあたり、やはりポイントの1つは費用です。通常、ECサイトを構築するためには初期費用とランニングコスト(月額費用や機能アップデート)が発生します。相場については表を確認し、実際にECサイトを構築する際の目安としてください。

ポイント3:耐用年数はどのくらいか

ECサイトは、立ち上げたら完成というわけではなく、システムが古くなれば更新しなければなりません。次の開発のための費用や時間、技術力を確保できるかどうかも、ECサイトの構築方法を選ぶ際には欠かせないポイントです。

 

費用を抑えたい場合の構築方法とメリット・デメリット

ECサイトを構築する4つの方法のうち、費用を抑えたい場合におすすめの構築方法は、ASPとオープンソースです。それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

最も手軽に始められる「ASP」

ASPとはApplication Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)の略で、業務用アプリケーションソフトの機能をネットワーク経由で顧客に提供する事業者やサービスのことを指します。財務や会計、営業やマーケティングのツールとしてさまざまなASPがありますが、ECサイトにおいてもASPが存在します。テンプレートが豊富なカラーミーや、定期購入商品の販売をサポートするたまごリピートなどのサービスがあります。

ASPを導入するとシステムの管理を委託できるので、ネットショップ側はあらかじめ構築されたECサイトを月額でレンタルするだけで済みます。ASPは機能に制限はあるものの、業務の負担を減らすことができ、初めてECサイトを構築する企業や、社内フローの変更が容易でASPを取り入れやすい中小企業などには最適です。

メリット:

  • 初期費用・月額費用ともに低く設定されていて、手軽に始められる
  • あらかじめサイト運営に必要な機能がそろっているため、導入にかかる時間が短い
  • システムの管理や更新もASP側が行うため、常に最新の機能を利用できる

デメリット:

  • 自社の業務フローに合わせたカスタマイズができない
  • 顧客情報はASP側で管理されるため、自社で抽出や保存ができない       
  • デザインの自由度が低い

ライセンス費用ゼロの「オープンソース」

オープンソースとは、インターネット上に公開されているソフトを無料でインストールして利用できるシステムです。バグが出た場合は自社で対処しなければならないという欠点がある一方で、ライセンス費用なしでECサイトを構築できます。国内で利用者の多いEC-CUBEや、越境EC(国境を越えたオンラインショッピング)に適しているといわれるMagentoなどのサービスがあります。

オープンソースを導入する場合、技術力さえあればある程度のカスタマイズを行うことができます。自社に開発部門があり、技術力に自信がある企業のECサイトに適しています。

メリット

  • 一から開発するよりも安くECサイトを構築できる
  • あらかじめ機能が実装されているため、開発工数を削減できる
  • ある程度カスタマイズしたECサイトをつくることができる

デメリット

  • バグなどが出た場合は自社で対処しなければならない
  • カスタマイズするには技術力が必要
  • サーバー費用や保守費用などが発生するため、月額費用はASPよりも高くなることが多い
 

カスタマイズを重視する場合の構築方法とメリット・デメリット

ASPとオープンソースは費用を抑えてECサイトを構築することができる反面、自由自在にカスタマイズすることができません。カスタマイズすることを前提とする場合には、パッケージやフルスクラッチがおすすめです。

技術力がなくても柔軟にカスタマイズ可能な「パッケージ」

パッケージとは、企業が販売しているECサイト構築用のパッケージソフトを基にECサイトを構築する方法です。POSの在庫データと連携できるEC-ORANGEや、豊富な導入実績を誇るecbeingなどのサービスがあります。

パッケージを販売する企業が運営管理からメンテナンスまで行うため、技術力がなくてもECサイトを自社向けにカスタマイズすることができます。手厚いサポート体制を受けられる一方で費用がかかるため、年商1億円以上の中・大規模の企業に向いています。

メリット:

  • カスタマイズの拡張性が高い
  • 開発からメンテナンスまでを委託できる        
  • デザインに制限がない

デメリット:

  • ライセンス費用やカスタマイズ費用などの初期費用が高額
  • 毎月の保守費用に加え、バージョンアップのたびに費用が発生する
  • 導入までに時間がかかる

自由自在に設計できる「フルスクラッチ」

フルスクラッチとは、既存のシステムやソフトウェアをまったく使用せず、ゼロからECサイトを立ち上げる方法です。

デザインから設計まで一切の制限がなく、自社に合わせたECサイトを構築することができます。高額な初期費用が必要とされるものの、資金力や技術力があり、自分たちですべてを把握して柔軟に運用していきたい企業に適しています。

メリット

  • 自社に必要な要件を満たしたECサイトを構築できる
  • 自社開発のため、仕様変更や障害に早く対応できる
  • マーケティング部門と連携して日々検証を行い、売上増を目指すことができる

デメリット

  • 開発時に多額の費用が発生する
  • 自社で開発し運営するため、高い技術力や専門知識が必要
  • ECサイト構築までに時間がかかる
 

ECサイトの構築方法を見極めるには、優先事項を決めよう

ECサイトを構築するには、それぞれの方式の違いを理解して優先事項を決める必要があります。費用を抑えて短期間でECサイトを構築するのか、カスタマイズの柔軟性を重視して自社の業務内容に合わせたECサイトを構築するのか。自社の課題や目的を明確にして、最適な方法でECサイトを構築しましょう。

図書印刷では、EC事業の立ち上げからリニューアルまで、幅広いデジタルマーケティング支援サービスを行っています。お客様のスタートアップ期から事業拡大期、転換期に応じたプロモーション戦略、CRM、ロイヤリティ向上施策の設計を行い、収益性の高いEC事業のシステム基盤の構築を実現します。限られた予算を効率的に投じてEC事業を始めたいお客様へのご提案も可能です。「これからECサイトを構築したい」「すでに運営しているECサイトをリニューアルしたい」など、お悩みや疑問をお持ちでしたらお気軽に当社までご相談ください。

お客様の収益を最大化させる デジタルマーケティング支援サービス|図書印刷

 

また、自社ECサイトの構築やリニューアルをご検討中の方にお役立ていただける無料eBook「これからはじめる自社ECサイト構築 -成功のための5つのポイント-」も提供しております。ぜひこちらからご確認ください。

 

これからはじめる自社ECサイト構築-成功のための5つのポイント-|図書印刷

digi_ebook_bn_800x220.jpg

参考:          

 

検索